キャロリーヌ

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COLUMN健康美コラム

スタッフの間で使われている「暗号」とは?

平成から令和への架け橋となった今年のゴールデンウィーク、みなさまどのように過ごされたでしょうか。

新入社員の方は、研修が終わり、配属先で本格的に仕事開始という時期だと思います。

 

キャロリーヌでは、新人研修を2ヶ月間行います。今年は8名の新人が、毎日一生懸命取り組んでいます。

研修の最後には「心の持ち方」と題し、キャロリーヌの歴史、コミュニケーションの取り方などについて、私が講義をする時間があります。これは、1997年からずっと続けています。

このとき、キャロリーヌの「暗号」について話します。

キャロリーヌには、今自分が何に悩んでいるのか、どんな壁にぶつかっているのかを伝える「暗号」があるんです。今回はその中から2つ紹介いたします。

1つは「洗濯機」です。みなさんはこの暗号、どんな意味だと思いますか?

洗濯機の中では、シャツやタオル、靴下などが一緒になってぐるぐる回ります。終わったら洗濯物を仕分けして、畳んでそれぞれ所定の場所にしまいます。

あるスタッフが新人の仕事ぶりを見ていて、「この子達の頭の中は洗濯機なんだ」と思ったことから、この暗号が生まれました。

サロンでは、施術をするだけではなく、お客様と会話し、準備や他の雑務もこなします。慣れない仕事に頭の中はこんがらがり、すべてをどうやってこなせばいいのか分からなくなります。

新人が「私、今洗濯機です」と言ったら、先輩は混乱している新人の頭の中を整理し、一つ一つ解決してあげます。

 

もう1つは「バームクーヘン」です。

新人研修を終えてほっとしたのもつかの間、現場では初めての連続で壁にぶつかってしまうことがあります。それを乗り越えてもまた次の壁が現れ、部下ができるとその指導に悩み、立場が上がれば管理の大変さに悩む。仕事はその繰り返しで、まるでバームクーヘンのようですね。

だから、誰かが「私、バームクーヘンです」と言ったら、それは今、壁にぶつかっているという意味です。

仕事で悩んだとき、その問題を解決しないまま辞めて他の会社に移っても、また同じことで悩んでしまいます。先輩たちもみんな、同じような壁にぶつかって悩みました。

「暗号」を使うと話はスムース。一人で悩まず先輩にどんどん相談して、成長していってほしいと思います。

「心の持ち方」の最後には、私自身が制作した、映像と写真で研修の様子をまとめたDVDを全員に渡します。

これは、社員のご両親にお子さんが頑張っている姿を見ていただく、キャロリーヌのことを知って安心していただくためにしています。

そして、社員に対しては、「入社当時の新鮮な気持ちを忘れないでほしい」という思いで毎年作っています。

時として仕事が嫌になったり、落ち込んだり、辞めたいと思うこともあるでしょう。そういう時にこのDVDを観て、新入社員の頃の夢や希望を持った初心の気持ちを思い出してもらいたいのです。

 

この研修を始めてからは、辞めてしまうスタッフが少なくなり、おかげさまで、当社の離職率はエステ業界ではとても珍しい10%以下の低さで、20年以上務めている社員もたくさんいます。

みなさんも、仕事で悩んだときは、職場の先輩に相談してみてはいかがでしょうか。

体のお悩みは、キャロリーヌに相談してくださいね。お一人お一人に合った施術を提案し、心を込めてお手入れいたします。

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