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COLUMN健康美コラム

塩分を3日カットする“塩抜きダイエット”でむくみを改善

塩分を3日カットする“塩抜きダイエット”でむくみを改善

芸能人がトライしていることで話題を呼んでいる“塩抜きダイエット”。むくみを改善し、水太りを改善するダイエット効果から注目を集めています。ただし、塩分は身体にとってはなくてはならない栄養素です。正しい実践方法を知って、むくみを改善していきましょう!

完全に塩を抜かず、1日6gを目指してみよう!

塩分は摂取しすぎると、体内の塩分量を一定に保とうとして、体液が増えて水分を溜め込もうとしてしまいます。身体は塩分が多い環境を“危機的な状況”と誤解してしまうので、体力をできる限り、温存しようと代謝まで落ちてしまうんです。食料の少ない時代ならそれでもよかったかもしれませんが、現代社会ではそうはいきません。

厚生労働省が推奨する塩分摂取量は、1日8g未満。健康的に生活するには、6g未満がベストだといわれています。6~8gなら大丈夫と思う人も多いでしょうが、おそらく多くの日本人が1日の塩分摂取量が8gを超えています。例えば、コンソメおおさじ1杯で3.2g。ウスターソースおおさじ一杯で1.5gです。これだけで4.7gの塩分を摂取していることになります。

さらに、味噌には約1.5gの塩分が含まれているといわれており、これだけですでに6.2gなんです。ここに外食が加わると、推奨されている塩分摂取量をはるかにオーバーしてしまいます。厚労省の推奨通り、1日6~8gに塩分摂取量を抑えるだけでも一苦労!塩抜きダイエットといっても完全に塩を抜くのではなく、標準摂取量をめざすことからチャレンジするようにしてください。

どうやったら、食事の塩分を上手に減らせる?

まず、だしを活かした料理を心がけるようにしましょう。天然だしは旨味が強いので、調味料をたくさん使わなくてもおいしい料理を作ることができます。サラダなどにはレモンやバルサミコ酢など酸味を利用すると、塩分控えめでもおいしく仕上がります。味噌汁はどうしても塩分が濃くなるので、和食を作るときには注意して!塩抜きダイエット目的の場合、サラダや焼き魚、刺身など素材を活かしたメニュー中心にするといいでしょう。

外食は塩分量がどうしても多くなるので、できるだけ避けたいところです。お昼1食だけで、塩分摂取量をオーバーしてしまうことがざらにあるからです。例えば、ぶたのしょうがやき定食で7.2g。ヘルシーに思えるうどんでも、約4.7gもの塩分が含まれています。社員食堂やカフェテリアでご飯をいただく場合、塩分がメニュー表に書かれていることもあります。今まで塩分摂取量を気にしたことがない女性が多いでしょうから、改めてチェックするくせをつけてみましょう。

塩味のよく効く食材の切り方がある!?

我慢を重ねないといけないイメージをもった人が多いかもしれませんが、調理法を工夫すると少ない塩分でも食べやすくすることができます。例えば、じゃがいもを例にあげてみましょう。塩味の効き方は、マッシュポテトより、角切りが少なくてすみます。さらに粉吹きいもにすると、塩分はもっと少なくてよくなります。ポテトサラダを作る時も、じゃがいもを角切りにして、“マセドニアンサラダにしてみては?

作り方は簡単です。じゃがいもを角切りにして、キュウリとゆでたまご、マヨネーズを“かける”だけ。マッシュポテトサラダは混ぜてしまうので、塩分が多くなりがち。しかし、上からかけることで塩分量が数パーセント減るといわれています。お好みに合わせて、酢やマスタードを混ぜると、風味豊かな減塩サラダになります!本格的な塩抜きダイエットをする人は、調味料をまったく使わない人もいます。しかし、これは必要な塩分までカットしてしまい、筋肉に異常が出ることも。厳しい塩分制限をする人は3日を限度にしてみるように注意しましょう。

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